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デザインへのこだわり

 ヘッド形状

私のギター製作の師マヌエル・エルナンデスのギターヘッド形状と、彼の工房で製作した江崎ギター(エザキ・アグアードと呼ばれた)のヘッド形状の特長をミックスしたオリジナルデザインです。このデザインには、私のギター製作の真髄や原点を大切にすることと、師のギター製作に取り組む真摯な姿勢に対する私の尊敬の念を込めています。

モデル別にヘッド形状のイメージを統一しつつ彫刻部分の形状を変えています。

ヘッド・No.80.jpg正方形.jpg

 響穴象嵌(サウンドホール・インレイ)

私一般的に、響穴象嵌のデザインは幾何学的パターンまたは流動的なパターンが多く使われています。私はこのデザインに私の独自性と必然性を追求し、アルファベットの「H」と「E」をモチーフとしたデザインとしました。これは私のイニシャルであると同時に、私の二人の師 Manuel Hernandez の「H」と Eduardo Ferrer の「E」でもあります。また、「E」は演奏中の右手3本の指と左手3本の指の組み合わせを表現したデザインとなっています。

21響穴象嵌.jpg

 装飾デザイン

華々しく飾るデザインより長期間使用していただくための耐久性を優先しました。故障を起こす原因の一つの接着面を可能な限り少なくするために、象嵌などの飾りを最小限にしてシンプルデザインに徹しました。

 
内ラベル

私の名前のイニシャルである「H」と「E」の組合せで大きな「E」を表しています。基本はスペイン語とし名前は漢字も表示しました。モデル名、製番、製造年を表記し、私のサインを入れます。

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