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演奏性へのこだわり
演奏性は弾く右手と抑える左手の感触により、弾きやすいかどうかの判断になります。私自身弦の同じ弦を張っても張力が少し異なる現象がどの要因により発生するのか、その原因を完全に把握出来ていません。演奏性を向上させるために影響する寸法的な調整はすべて行っています。
左手の指の抑える力を軽減するための演奏性を考慮して指板上面の巾方向に全面曲面仕上げを行なっています。曲面の方が平らな指板よりセーハする時など楽に演奏できます。指板の曲面に合わせて上駒(ナット)や下駒枕(サドル)の上面も曲面になっています。曲面は右手の演奏に負担にならない大きさを採用しています。
指板を含めたネックの厚みや背面の形状も多くのプロギタリストのアドバイスを受けながら完成させたカーブに仕上げています。ナット部の微妙な高さも最新の注意を払って一台一台調整を行っています。12フレット部の弦高や弦幅は一般的な標準寸法より少し低めにセットしています。
江崎ギターを試奏した多くのギタリストや愛好者から弾きやすいと好評です。
演奏スタイルや手の大きさなど個人差がありますので、特注にてネック厚や弦高、指板幅、弦幅の特注も受付けております。
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