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藤元高輝 ギターリサイタル

​2024年2月10日(土) 浜松市・かじまちヤマハホール 浜松ギター鑑賞友の会・第122回鑑賞会

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 2024年2月10日(土)に浜松市中区の「かじまちヤマハホール」で、浜松ギター鑑賞友の会の第122回鑑賞会「藤元高輝ギターリサイタル」が開催されました。

 藤元高輝さんは2011年に東京国際ギターコンクールで優勝され翌年ヤマハ主催で浜松にて演奏されましたが、当会では初演奏となりました。藤元さんは3歳より父からギターを習い、7歳からギタリストに師事され、10代から国内のコンクールなどで優勝を果たしたほか、国内外の数々の国際ギターコンクールで優勝など賞

歴を持っています。昨年留学から帰国され今回のリサイタルとなりました。

 プログラムの構成について「今回のプログラムのコンセプトは特に決めずに、自分が弾いていて楽しい曲を優先しました。特にカタロニア民謡曲集はコロナ禍の間、自分のためだけに弾いていた曲集で、コロナ禍ただ自宅で過ごさなければいけない時間を支えてくれた曲で今でも大切に弾いています。それからスパイスとして現代音楽も入れさせていただきました。また、作曲家としての別の自分を見ていただければと思い、短い曲ですが自作品もプログラムに入れさせていただきました」との藤元さんからコメントがありました。

 演奏は「藤元高輝ギター音楽の世界」を最初から最後まで堪能しました。まったくミスタッチがなく、ダイナミックレンジも幅広く、曲の抑揚の中に藤元さんの感性を感じることができました。プログラムにない曲を4曲も弾いていただきました。私個人のまた聴いてみたいギタリストの一人に追加しました。

 サイン会の後友の会会員有志と一緒に居酒屋で打ち上げを行いました。参加者のギターの演奏技術や曲想など質問に対して親切に解説されていました。夜遅くまでお付き合いいただき有難うございました。

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