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​大萩康司 ギターリサイタル

​2022年12月17日(土) 浜松市・かじまちヤマハホール 浜松ギター鑑賞友の会・第115回鑑賞会

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 12月17日(土)に浜松市中区の「かじまちヤマハホール」で、浜松ギター鑑賞友の会の第115回鑑賞会「大萩康司ギターリサイタル」が開催されました。コロナ問題も第8波が増加傾向になっていましたが、コロナ感染対策を取り鑑賞会を開催しました。大萩康司さんの当会では2019年以来約3年ぶりの演奏でした。

 大萩さんは最近ギターソロ以外で歌や他の楽器との合わせ物の演奏会やCDの制作でも活躍されています。今年の9月からコロナ禍演奏活動を再開されたとのことで、今は忙しく演奏活動をされています。 

 プログラムはコロナ禍音楽で世界巡りをとのことで欧州、南米、日本の作曲者の曲で、大萩さんから「それぞれの作曲者の中にある力強い源流を感じられる曲を集めました。天変地異やウイルスなど,あらゆる方向から脅威が襲ってくる中,そういう力強さを持ってこれからも前に進みたい,という気持ちを音に乗せられたらと思っています」とのメッセージがありました。

 曲間で、コロナでコンサートがストップしリモートなどで演奏をしていたそうです。9月に久しぶりに聴衆を前にコンサートを開始したときに、かなり緊張したとのことで客席の中に響く生音の素晴らしさやリモートには無かった聴衆の拍手に感動しコンサートの素晴らしさを再認識したとの話もありました。

 大萩さんのギターの世界は相変わらず素晴らしいものでした。1958年製のフレタ1世の重量感のある低温や丸みのある高音の響きと感情豊かにダイナミックレンジが幅広くホールで臨場感を感じました。私個人的には和音のフォルティシモはダイナミックですが限界を超えてギターの音色の素晴らしが失われていた気がしました。

大萩さんの翌日の仕事の関係で、サイン会終了後に帰京され、大萩さん日帰りで有難うございました。

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