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井本響太ギターリサイタル

​2025年6月7日(土) 浜松市・かじまちヤマハホール 浜松ギター鑑賞友の会・第130回鑑賞会

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 2025年6月7日(土)に浜松市中央区の「かじまちヤマハホール」で、浜松ギター鑑賞友の会の第130回鑑賞会「井本響太ギターリサイタル」が開催されました。井本響太さんは当友の会では初演です。

​ 井本さんは東京都出身で、2016年にパリ国立高等音楽院入学、優秀な成績にて2022年卒業、同年完全帰国されました。国内外のコンクールで第1位など受賞を重

ね、2022年12月にデビューアルバム「SONATE MIRAGE」をリリースされ、現在演奏活動中です。これまでに荘村清志、江間常夫、松尾俊介、上谷直子、オリヴィエ・シャッサン、ジアニ・カセロット各氏に師事されています。

 当日のプログラムの構成について、井本さんから「1部ではクラシカルな作品をまとめ、2部ではフォルクローレの影響を受けた作品を取り上げました。2人のジュリアーニのそれぞれの特徴の有る作品、コストが作曲コンクールに提出する為に作曲した作品を取り上げました。ピアソラもトゥリーナも、当時音楽の流行が目まぐるしく変わっていくパリで学び国民楽派や新古典主義、印象主義、表現主義等の潮流の中で独自の音楽語法を獲得した作曲家で、私自身もパリに留学し、留学中より意欲的に取り組んでいる作品を選曲いたしました」とのコメントがありました。

 

 曲間でショートトークを交え、素晴らしいテクニックで演奏されました。ppの繊細なタッチとダイナミックレンジの広い演奏が印象に残りました。

 

 サイン会の後、友の会会員有志と一緒に居酒屋で打ち上げを行いました。演奏技術や曲の解釈など幅広い質問に快く答えていただきました。素晴らしい演奏と夜遅くまで打ち上げにお付き合いいただき有難うございました。

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