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​上野芽実 ギターリサイタル

​2025年8月23日(土) 浜松市・かじまちヤマハホール 浜松ギター鑑賞友の会・第131回鑑賞会

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 2025年8月23日(土)に浜松市中央区の「かじまちヤマハホール」で、浜松ギター鑑賞友の会の第131回鑑賞会「上野芽実ギターリサイタル」が開催されました。上野芽実さんは当友の会では2019年8月以来6年振り2度目の演奏でした。

 上野さんはフォレストヒルミュージックアカデミーにて学んだ後、2008年よりフランスのストラスブール国立音楽院にてギター、バロック音楽演奏解釈、リュート

演奏、通奏低音などを学ばれ、2014年同音楽院スペシャリゼーション課程を最優秀で修了されました。帰国後日本各地でのコンサートやTV出演などとともにフォレストヒルミュージックアカデミーギター科講師として活動されています。

 上野さんから「今回のプログラムは、19世紀ロマン派音楽の作曲家、メルツ、シューベルト、レゴンディを主に取り上げます。曲名から伝わるように、叙情的かつ詩的な作品たちは、この時代を象徴する美しさをまとっています。ロマン派の奥深い人間世界を表現した叙情的な旅を共有する時間になりますように。2年前にスペインのアンダルシアを旅行した印象が心に残っておりスペインの作曲家の曲を3曲取り上げました」とのコメントがありました。

 6年振りに上野さんの演奏を聴きました。ロマン派の抒情的な曲の演奏の中で、彼女の感覚的な音楽的表現のなかで音色の変化やダイナミックレンジの広さや強弱などミスタッチもなく音楽として感応することができました。会場の拍手の仕方で聴衆も感動しているに聞こえました。6年間の彼女が大きく成長していることを感じました。

 サイン会の後、友の会会員有志と一緒に居酒屋で打ち上げを行いました。演奏技術や曲の解釈など幅広い質問に快く答えていただきました。素晴らしい演奏と夜遅くまで打ち上げにお付き合いいただき有難うございました。

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