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益田正洋・林祥太郎 ギターデュオコンサート

​2025年4月19日(土) 浜松市・かじまちヤマハホール 浜松ギター鑑賞友の会・第129回鑑賞会

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 2025年4月19日(土)に浜松市中央区の「かじまちヤマハホール」で、浜松ギター鑑賞友の会の2025年度最初の鑑賞会として第129回鑑賞会「益田正洋・林祥太郎ギターデュオコンサート」が開催されました。当会で益田正洋さんも林祥太郎さんもソロでは複数回演奏をしていただいていますが、今回はすべての曲がデュオの演奏でした。

 益田さんがコロナの感染流行時に演奏会自粛で何も出来ない時に、コロナ問題が解決したら何か新しいことをやろうと思ったそうです。その一つにデュオでの演奏を考え、相手は同世代の人より年齢差がある人で演奏していて楽しい人をと林さんと交渉したそうです。2021年デュオ初演、2023年にCD「El Duo」を発売されました。現在も年間に数回演奏しているそうです。

 お二人から「25周年を迎えた歴史ある浜松ギター鑑賞友の会のコンサートにお招きいただきありがとうございます。私たち二人ともソロでは何回か出演させて頂いておりますが、今回はデュオでクラシックギターの魅力をお届けしたいと思います。ギターデュオのためのオリジナル作品の他,ベートーヴェンのピアノ・ソナタ「月光」が聴きどころです。どうぞお楽しみに」とのメッセージがありました。

 プログラムはハイドン、ロドリーゴ、ジュリアーニ、ベートーヴェン、ソルのクラシックの名曲で構成されていました。打ち上げで聞いた話ですが、各曲デュオの楽譜はありますが、益田さんがすべてアレンジして元の楽譜より難しくなったそうで演奏は大変とのことでした。演奏会前に一度二人で合わせの練習をするそうです。

 お二人ともソロでは演奏を聴いていますが、ソロでは味わえないデュオの醍醐味や音の広がり、音量の豊かさなどギターの音の表現をされ感激しながら曲を聴きました。月光はピアノ独奏とは異なったギターの持つ特性のなかで音色や音量など表現して素晴らしい演奏をされました。今回のデュオのコンサートで最初から最後まで息の合った演奏でギターの魅力をまた一つ発見しました。

 サイン会の後、友の会会員有志と一緒に居酒屋で打ち上げを行いました。相手の演奏を聴きながら合わせているなどデュオの合わせのポイントや速弾きの練習方法などの演奏技術や曲の解釈など幅広い質問に快く答えていただきました。素晴らしい演奏と夜遅くまで打ち上げにお付き合いいただき有難うございました。

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