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岡本拓也 ギターリサイタル

​2024年10月5日(土) 浜松市・かじまちヤマハホール 浜松ギター鑑賞友の会・第126回鑑賞会

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 10月5日(土)に浜松市中央区の「かじまちヤマハホール」で、浜松ギター鑑賞友の会の第126回鑑賞会「岡本拓也ギターリサイタル」が開催されました。岡本拓也さんは当会でソロリサイタルは5年ぶり2回目の演奏でした。

 岡本さんは千葉県出身で、ウィーン国立音楽大学院修士課程を最優秀成績で修了され、国内外のコンクールで優勝・入賞を重ねられました。その後はソロやギター四重奏「タレガ・ギターカルテット」など日本を

代表するギターリストの一人として国内外で演奏活動中です。

 

 プログラムは、「今年1月にリリースした新譜・牧歌に収録した私のお気に入りの曲や、バッハの不朽の名作「組曲ホ長調 BWV1006a」を含め、さらに現代の作曲家の作品までお届けします。第1部はリュートやテオルボ、古楽オーケストラ、チェンバロなどの作品をギターのために編曲したもの、第2部はギターのために書かれた作品を並べました。作品ごとに全く異なるギターの響きもお楽しみいただければと思います」と岡本さんからコメントがありました。

 この会はギターマニアックなギター愛好者が多いので一般より演奏技術的にも難度の高い曲やギター用のコアな曲を選曲したとのことでした。第2部のソアンセンの「6つのメランコリー・ダンス」は6曲全部弾くのは本邦初演とのことでした。第1部は19世紀ギターで第2部は現代ギターで演奏されました。アンコールは異なるギターの音色もお楽しみいただきたいと江崎ギター借用の申し出があり、3本のギターで4曲演奏されました。   

 

 今回はこれまでになかったいろいろなハプニングが起こりました。遠方からの会員外の入場者も多く予想以上の来場者でプログラムが不足し一部の方に迷惑を掛けてしましました。会場のかじまちヤマハホールの近くで「ブラジル・デー」が開催されていてライブ演奏の音と照明が8階のホールにも影響を与えていました。また夕方から豪雨となりステージの後ろの半円形のガラス窓に猛烈な雨垂れが移りました。最後の曲を演奏中にマナーモードにしていた携帯電話から一斉に避難警報が流れ、演奏が一時中断されました。

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 来場者全員が岡本拓也ギターの世界を堪能したと熱の入った拍手や「ブラボー」の掛け声などから感じました。私も音楽や演奏技術を満喫し、ギターの魅力を更に身に感じることが出来ました。

 サイン会の後、友の会会員有志と一緒に居酒屋で打ち上げを行いました。いろいろなハプニングが起こりましたが何も動じず素晴らしい演奏をしていただき有難うございました。

 (写真上:19世紀ギターでの演奏 写真下:アンコールで江崎ギターを使用)

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