國松竜次 ギターリサイタル
2023年2月18日(土) 浜松市・かじまちヤマハホール 浜松ギター鑑賞友の会・第116回鑑賞会
2023年2月18日(土)に浜松市中区の「かじまちヤマハホール」で、浜松ギター鑑賞友の会の第116回鑑賞会「國松竜次ギターリサイタル」が開催されました。コロナ問題も第8波が減少傾向になっていましたが、コロナ感染対策を取り鑑賞会を開催しました。國松竜次さんの当会では約13年ぶりの演奏でした。
國松さんは毎年日本を中心に精力的にコンサート活動を行われています。國松さんの全作曲作品の楽譜をウェブで無料公開しています。
今回のプログラムはスペイン・カタルーニャの作曲家による作品と日本の歌、國松さんのオリジナル曲の3つのテーマで構成されていました。國松さんはスペインのバルセロナにギター留学し、現代曲も学んだとのことです。
カタルーニャに関係する曲や作曲家の曲を6曲演奏されました。「9つの日本の歌(國松編)」で「浜辺の歌」や「ふるさと」など馴染みの深い日本の曲を9曲えんそうされました。國松さんがバルセロナ留学時代に作曲されたオリジナル曲「レイニング・イン・グレイ」と、新作の「イン・トゥルティナと6つの変奏」を演奏されました。
日本を代表する抒情的な唱歌9曲の旋律が國松さんの編曲と演奏技術で大きく膨らみ、各曲日本の曲の旋律の素晴らしさを再認識しました。当会のソロコンサートで日本の曲をこんなに沢山聴けたのは初めてです。オリジナルの現代曲も凄く上品な作品でした。久しぶりに聴いた國松さんのギターの世界を堪能しました。
終了後に会員の有志と居酒屋で國松さんを囲んで打ち上げを行いました。参加者が國松さんの音楽に対する姿勢やオリジナル作品、演奏技術など國松さんに質問したり意見を述べたりしていました。日本の曲が多かったのは日本人だから、日本の曲の素晴らしさを伝えたい気持ちがあるとのことでした。
夜遅くまでお付き合いいただき有難うございました。